富山四季防災館 見学に行ってきました
県内にある、富山空港近くの富山四季防災館(消防施設の中にあります)にスタッフ全員が
見学に行ってきました。
ここでは、富山県特有の自然災害等について”身をもって体験できる”施設です。
しかも、入館料は無料でした。
消防の施設内にあり、スタッフの方は消防を引退された方で、付きっきりで
施設内を案内してくださいました。
1階には、地震の揺れを体験できるブース。
2階には、水害の街を歩いて避難する体験用のプール。
消火器レプリカを使い、消火器の使用方法が体験できるブース。
火災の際、煙が充満した建物からの脱出を体験するブース。
台風の強風と線状降水帯等の集中豪雨を浴びる体験ができるブース。
などなど、非日常な体験ができる施設です。
災害が少ないと言われる富山県内にこんな施設があるんだな、と驚きました。
新聞やニュース映像で知っている”災害ってこんなもんだろうな”という知識が
アップデートされる思いでした。
特に印象に残った体験は、水災が起こった場合のプールを長靴で歩く体験では、
水に足を取られて非常に足が重く、”流れ”もあるので、
進みにくく、こりゃ闇雲に避難するよりも、自宅の2階にとどまった方がいいのでは?という判断も
できるのかな、と思いました。
スタッフの方の話では、街のグレーチングや側溝の蓋が外れて、そこに落ちて亡くなられる方も
多いとのことです。
実際に富山で大規模災害が起こった場合の気持ちの備えになれば、と思い、
スタッフ全員身が引き締まりました。